化学物質と聞いてどのようなイメージを持つでしょうか?ちょっと危険なものである感じを受けるのではないでしょうか
他方、科学技術と聞くとどうでしょう?何か先進的な技術をイメージさせてくれます
今回は、この化学物質の本質について考えていきます
水兵リーベ、僕の船、、、というのを覚えたことあるでしょうか?周期表 (しゅうきひょう) です
周期表とは何かというと、水素 = Hから始まって、元素記号を順番に書き並べた表のことです
下はwikipediaに掲載の周期表です
問題はこれがなにを表しているのかということです
身の回りのものを、細かく細かく分解していったとします
数学的には半分の半分の半分は永遠に続くのですが、実際のものはそうはいきません
例えば木をどんどんどんどん細かくしていくとなにになるでしょうか
木は生物なので細胞になります
その細胞もさらに細かくしていくと、例えばセルロースなんて "分子 (ぶんし) " になります
もっと細かくしていくと、炭素や酸素や水素といった "原子 (げんし) " になります
どんなものでも、細かくしていくと必ず、この周期表の中のどれかになり、その組み合わせでできているのです
つまり、すべてのものが化学物質
水も植物も大地もプラスチックも
とすると、世の中一般的に使われている化学物質という言葉は、かなり偏ったものをさしていますね
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