科学と化学は何が違うのか?


このブログのタイトルはあえてひらがなで "かがく" としていますが

科学と化学の違いはなんなのでしょうか?

科学というとなんとなく先進的な感じがし、化学というとなんとなく人工的で有害なものをイメージしがちではないでしょうか??


科学 = Science, サイエンス、化学 = Chemistry, ケミストリー

言ってみれば、科学は理科と置き換えられるような言葉です

一方化学は、物と物が反応して新しいものをつくる、ものがどのような構成でできていてそれがどのように変化するかを扱う学問です

つまり、化学は科学の一部にすぎません


生物や物理、地学などに並列するものが化学であり、これらをひっくるめて科学と言います

歴史や地理、公民などをまとめて社会科と呼ぶようなものです


さて、日本語に限ってややこしいこの二語ですが、このブログのタイトルはこの微妙なニュアンスを越えられるようにわざとひらがなにしています


筆者の専門は化学、つまりものが何でどんなふうにできていてどのような変化をするかを調べ新しいものをつくる専門家

でも世の中に化学物質でないものは存在しないので、これがわかるといろんなことが見えてきます

その視野の先には科学全般を指していますのでそれを包括的に意味できるようにひらがなにしているのです


ところで、化学物質、化学薬品、化学試薬、化学調味料などというと、やっぱりいいイメージがないですね

これらの捉え方についても書いていきたいと思っています


ありがとうございました



Science hack

サイエンス

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